2017年1月19日木曜日

VBAマクロを利用した繰り返し処理

業務でパソコンを利用している以上、エクセルは日常的に使います。

Excelでの印刷関連の設定は複数シートまとめて行う事ができないので
マクロで記録して、ちょこっとVBAを書いて連続処理することで手抜きを実現しています。

手順の概略

1.開発タブ→マクロの記録 で、行いたい印刷設定を行う。
 →開発タブが出ていない場合にはググって調べてください。設定で出せます。
2.以下のテンプレコードをVBAに貼り付ける。
3.テンプレコードを実行する

テンプレートコード(そのまま貼り付けて1行だけ修正)


Public Sub ExecuteAllSheets()
    
    Dim ws As Worksheet
    
    '高速化対応:再描画、都度計算を無効とする
    Application.ScreenUpdating = False
    Application.Calculation = xlCalculationManual
    
    'エラーハンドリングの開始
    On Error GoTo ErrorHandler
    
    '全シートに対して繰り返し処理を行う
    For Each ws In ThisWorkbook.Worksheets
        ws.Select
        Call Macro1   '(ここを変更)ここで繰り返し行いたい処理を指定
    Next
    
    'エラーハンドリングをやめてプログラム終了処理へ
    On Error GoTo 0
    GoTo Program_Exit

ErrorHandler:
    MsgBox "エラーが発生しました" & vbCrLf & _
            "No." & Err.Number & vbCrLf & _
            "Message : " & Err.Description, vbExclamation, ""

Program_Exit:

    '高速化対応:解除
    Application.ScreenUpdating = True
    Application.Calculation = xlCalculationManual

End Sub

【補足】

・プリンタ関連の処理を記憶すると、自働で作成されたコード中に以下が記録されるケースがあります。
 →ActiveWindow.SelectedSheets.PrintPreview
 これが記録されていると、処理が連続で行われません。(プレビューで止まる)
・余白調整、ヘッダフッタの一括設定等々、画面でできることはすべて処理できます。
 →どこで何ができるかは自動作成されたコードを見て判断してください。

2016年11月17日木曜日

Xperia XZを購入。初期レビューなど。

自分の持っている機種はXperiaZ3Compact
ただ、これはZ1fを購入した後、水没で携帯保証サービスを頼った際に送られてきた代替機。

というわけで、3年ぶりに機種変更。


【購入のきっかけ】

Z3Compactは充電のためのスタンドがあるのですが、それを使わない場合、防水キャップを外して充電ケーブルを差し込む必要があります。
その防水キャップの劣化。(いったん交換しているので二度目の劣化でした)
XZは防水でもキャップなしで充電可ということで(当然他の要素もあるのですが)購入を決めました。

【Z3Compactとの違い】

スペック云々はすぐにわかる話なので、そうではない部分の違いをいくつか。

1)充電ケーブルの互換はありません。
  既存のケーブルを利用するためのアダプタを購入するか、別途用意が必要です。
  私の場合、docomoでアダプタを1つ(500円程度)、その後、amazonで2個1000程度のものをいくつか購入しました。

2)MHL出力ができません。
  私の場合これが案外大きい話題でした。
  自家用車で移動する際にMHL接続で映像をナビに映すことが多かったのです。
  ケーブルを挿してもうんともすんとも言わず、公式の情報を見てもわからず、
  同時に購入したdtabCompactも同様MHL出力できなかったので諦めました。

3)指紋認証
  仕事用としてiphoneも持っており、そっちは当然ながら指紋認証で使っているので
  Android端末でもそれができるのは大きかったです。

【他の個人的な感想をいくつか】

ホームアプリが〇
今まで(というかAndroid2.x系の頃から)は、AdwLauncherというホームアプリを使っていて
それに慣れすぎていたので、最近のホームアプリをきちんと使う機会がありませんでした。
アプリ一覧から検索ができるのは〇

時計ウィジェットが〇
右上に時間出てるのでわざわざ・・・。と思ったのですが、ワンクリックでアラームが出せるので
ホームに時計アイコンを置いておく必要がなくなりました。
ウィジェットなら、曜日とかも出るのでプラスアルファとしての価値も出てると思います。


【まとめ】

昨今のスマホはいっときのパソコンのように、性能が頭うちになってきている気もしますが、
それでも新しい機種は性能、操作性ともに上がってくれているのでうれしい限りです。
ガジェット類も諸々整理が必要そうなので、関連記事をまとめていきたいと思います。

2016年9月29日木曜日

写真転送スマホアプリFotoSwipeが便利 (Windowsでも使えるよ)

FotoSwipeは、簡単な選択操作でスマホからスマホ、PCとスマホ間で写真の送受信ができるアプリです。
PCの場合には、ブラウザでの利用となりますが、近くにいる人同氏がアプリを起動して
片方で送信、片方で受信の操作をするだけで、写真を送る(受ける)ことができます。

[公式サイト・PCからの操作]
http://fotoswipe.com/

[Android]
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fotoswipe.android&hl=ja

[IOS]
https://itunes.apple.com/jp/app/fotoswipe/id828636068?mt=8


【実際に送受信してみる】


・送る人は、「写真を選択」して、「送信」を押すだけ。(写真個別選択、フォルダ選択も可能)
・受ける人は「受信」を押すだけ
 設定により、パスコード(数字5桁)を入力しないと送受信できないようにすることもできるため
 誤って他の人が受け取ってしまうようなことも避けることができます。

【設定でできること】


・「画像を圧縮するかどうか」が指定可能。
 圧縮するとデータ通信量を抑えることができます。

・データの使用を制限
 wifi接続環境じゃないと、転送ができなくなります。誤って携帯通信環境で大容量の画像を
 送ってしまうようなことはなくなりますね。

まとめ

機能的にはたったこれだけです。
ただ、使い勝手抜群。携帯で撮影した写真をすぐにパソコンへ送って記事に添付するなんてこともこれを使えば大幅に手間を低減することができました。
仲間と撮った写真の共有にも便利ですね。

おまけ

どうやって通信しているのかをざっくりと調べてみたところ、送信側の端末にはaws(Amazon Web Service)へのネットワーク接続履歴がありました。
この接続先へ大量のデータを送信しているので、画像はaws経由で送受信されている気配です。
それと、フランスとアメリカ(シアトル)
こちらは量も少ないので、使用履歴や広告かな?

いずれもSSLなので暗号化はされてます。
awsにいったん蓄積された画像がきちんと消えているかどうか。はわかりませんので
もし万が一にでも写真が公開されるのはまずい!というようなケースでは注意も必要かと思います。

2016年9月14日水曜日

Windows10でVPNに接続できなくなったときの備忘録

自宅には光回線でインターネット環境を構築していて、たまに、自宅内のNAS等へアクセスするためにVPN接続を利用しています。

今回、新しいPCをWindows10でセットアップしてVPN接続しようとしたところ
「リモートコンピューターにより接続が拒否されました」と出たのでトラブルシューティングのうえ、対処を終えたので備忘録。

結論としては、「認証の際にCHAPが必要」との事でした。

はじめに

自宅環境

プロバイダ:OCN
光回線 :フレッツ光
ルーター:NTT PR-400KI (この機器はVPNサーバー機能を持っていて、IPアドレスが変わるとメールで知らせてくれるという便利なものです)
VPNサーバ設定:事前共有鍵有のL2TP/IPSEC

接続環境:

1) Xperia Z3Compact Android 6.0.1  ※これは以前設定したのでつながる。
2) Windows10 ※これが今回新規設定なのでつながらない。

起きた現象

ユーザーおよびパスワード認証の際に「リモートコンピューターにより接続が拒否されました」と出て、エラーで終了する

疑い1:事前共有鍵が違う?

事前共有鍵を変更して再度接続を試すと、ユーザー認証するまでに時間がかかるようになりました。
エラーは確認していませんが、事前共有鍵の違いではじかれていたと思います。

疑い2:ログインIDとパスワードが異なる?

念のため、いつも使っているIDとパスワードのほかに、一つ新しく追加して設定。
それでも変わらず。

原因をネットで調べる

自分では手に負えなくなったのでgoogleさんへ問い合わせ。
「認証」でPAP,CHAPにはチェックを入れてます。という文言を発見。これか!


↓これです↓


設定をいじる

Windows10の場合
コントロールパネル → ネットワークとインターネット → ネットワーク接続でネットワークのリストを確認できますが、その画面で 対象のVPNを右クリック → プロパティ を開くとこの画面が出てきます。

※「設定」というWindows10特有の画面から設定を変えようとしても出てきません。

そのうえで、「セキュリティタブ」を開き、「データの暗号化」で「次のプロトコルを許可する」を選択、標準ではPAP , CHAPともにチェックはついていませんので、CHAPにチェックを入れます。

その後、接続を試し、接続完了、自宅内ネットワークへも接続ができたので本日のミッションは終了です。

まとめ

PR-400KIへのVPN接続にはCHAP認証が必要です。

2016年8月15日月曜日

docomo Xperia Z3 Compact のAndroid6.0.1で内部ストレージを増やす

先日(2016/8/9)に、Xperia Z3 Compact SO-02G のAndroid6.0.1アップデートが公開されました。

個人的に待ち望んでいたのが外部SDカードを内部ストレージの一部として利用できる点。
これにより、アプリをSDカードへ移せるようになります。

画面からポチポチ設定とできないという噂は知っていたのですが
実際も画面からは設定できませんでしたので、少し手間をかける必要がありました。

なお、実施にあたってはこちらのサイトを参考にさせて頂きました。
詳しい説明、ツール類の準備方法等詳しく説明されていますので
まずはこちらをご覧頂ければと思います。(シンさん勝手にリンクして恐縮です)

Android 6.0 MarshmallowでSDカードを内部ストレージとして使用する方法
http://xinroom.net/mobile/so-02g-mm-sd-card-internal-storage/

なお、本作業実施の際には、事前にSDカードのバックアップをお奨めします。



以下は実施してみて自分がはまったこと、気づいたことの備忘録です。
※私は64GB(Toshiba製)のmicroSDカードを利用しています。


外部SDの編集コマンドで例外エラーが発生した。

まず出だしからはまった感じです。手順通り進むことができませんでした。

実施したコマンド

sm partition disk:179,64 mixed 50
※179,64 の部分はお使いの機器により異なります。

発生したエラーの内容

java.lang.IllegalStateException: java.util.concurrent.TimeoutException

おそらく、パソコン側から送った命令に対し、Android側からの応答がなく、タイムアウトになったものと思われます。
このエラーが発生した後は再度手順をやり直してもうまくいきませんでした。
そのうえ、Windowsパソコンに挿すと、認識できないディスクとなってしまい、Androidに挿しなおしてもSDカードとして認識しませんでした。

対処

1) SDカードを完全にフォーマット

以下サイトよりツールをダウンロードし、起動、SDを指定してフォーマットすることによりSDカードそのものを初期化できました。
ツールの使い方等は「SDフォーマッター」などで検索し各自ご確認ください。

https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/

2) 利用する領域を狭めてコマンド実施

sm partition disk:179,64 mixed 75
これにより、勝手に再起動してくれるようになりました。手順通りとなった感じです。
その後、しばらく待つと、Androidが無事起動し、内部ストレージの一部として認識されるようになりました。(画像参照)

※画像は、諸々いじった後のものなので領域の使用量などが変わっています。


ひとまず認識したので、当初目標はクリアといった感じです。

その他の注意点

自分なりに引っかかったところ、内部ストレージを拡張した後に気づいたところをメモしておきます。

mixedの指定をする際、その後の数字は外部SDの割合(%)を意味する

※外部SD扱いとは、今まで通りのSDとして使うという意味として使っています。
※外部SD扱いにしておくと、通常のパソコン等からも読み書きができます。
例1:50%を外部SD扱いとする場合
sm partition disk:179,64 mixed 50
例2:75%を外部SD扱いとする場合
sm partition disk:179,64 mixed 75
自分の場合はパソコンからもデータ書き込みをしたりするため、外部SDとしての領域は必要でした。そのため、内部ストレージ用16GB(25%)、外部SD用48GB(75%)として作成しています。

内部領域は増えても、移動できるアプリと移動できないアプリが存在する。

内部ストレージの拡張が完了すると、移動できるアプリの場合、画面に選択肢が出るようになります。
画像:「設定」→「ストレージ」→「アプリ」から対象のアプリを開いたもの


一方、移動できないアプリの場合、選択肢そのものが出てきません。


また、上記画像の選択肢のなかから「外部SD」を選択するとその時点でアプリをSDへ移動してくれるのですが、移動にあたってはいろいろと注意が必要です。
状況によっては再インストールが必要となる可能性もあるため、アカウント等は事前にバックアップを取っておいたほうが良いかと思います。

ケース1. 移動する選択肢が出てこないアプリ

・docomo標準アプリ
・google関連アプリ(map,chrome等)
その他諸々とありましたが、機器と密接にかかわっているのだろうと判断し諦めました。

ケース2. 移動はできるが、その後、起動しなくなるアプリ

・パズドラ →起動できなくなりました。
・モンスト →起動はできましたが、アカウントがリセットされてしまったため、本体に戻したところ復旧しました

ケース3. 移動、起動はできるが、その後動作がおかしくなるアプリ

・Evernote
 データベースが作成できないという例外エラーが出るようになり、アンインストール、再インストールをしても変わらずでした。
 その後、SDカードを外した状態でインストールすると正常に動作するようになりました。
・ジョルテ(カレンダーアプリ)
 「ウィジェット」が選択できなくなってしまう事象となりアンインストール、再インストールで現象が
 改善されました。


環境設定が完了したあとでも諸々とハードルは高そうですが、少なくとも、内部ストレージが数百MBを切ってしまって困っていた自分にとっては重要なアップデートになってくれたことは事実です。

公式な手順ではない以上、これからも諸々不具合等出るとは思いますが都度工夫こらしつつクリアしていければと思っています。
※最悪全再インストールでしょう。

2016年7月20日水曜日

Sakura VPS + CentOS 6.8でkernel panicになったので対処

普段から使っているSakura VPSの管理用サーバーに突然接続できなくなり、Webの管理メニューから強制再起動、その後の一部始終メモです。

結果としては、カーネル関連の再インストールをしただけで復旧することができました。
サーバー管理者ながら、Kernel回りには触れたことがなかったので、備忘録として残しておきます。

まず結果だけ

yum clean all
yum reinstall kernel
reboot
3つのkernel関連パッケージが再インストールされ、その後の再起動で問題なく起動したため終了です

発覚までの経緯

いつも使っているWebアプリにつながらない。
Web管理画面から管理コンソールを開き、起動ログを確認していたところ、謎のメッセージがでて処理が止まってしまっていることが発覚。
ログを読む限り、ハードディスクが見つからない。
ハードディスクの故障!?なんてことも疑いましたが、まずはブートローダー(GRUB)を開いてみることに。(ハード起動後F2で選択画面)

過去のKernelが選択できたので選ぶと無事起動。
どうやらハードディスクの問題ではなさそうです。
なお、ハードディスクを疑ったのは、並列で稼働しているSakura VPSが普通に起動していたため。

kernelが更新された?

yumの更新ログを確認
cat /var/log/yum.log

Jul 14 03:29:03 Updated: kernel-firmware-2.6.32-642.3.1.el6.noarch
Jul 14 03:29:12 Installed: kernel-2.6.32-642.3.1.el6.x86_64
Jul 14 03:29:14 Updated: kernel-headers-2.6.32-642.3.1.el6.x86_64
Jul 14 03:29:21 Installed: kernel-devel-2.6.32-642.3.1.el6.x86_64
いました。 これが原因である可能性が高いです。
原因となりうるケースをネットで検索していく中で、initrdが書かれないという事象があった事に遭遇。

grub.confの内容調査

cat /etc/grub.conf
# grub.conf generated by anaconda
#
# Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file
# NOTICE:  You have a /boot partition.  This means that
#          all kernel and initrd paths are relative to /boot/, eg.
#          root (hd0,0)
#          kernel /vmlinuz-version ro root=/dev/vda3
#          initrd /initrd-[generic-]version.img
#boot=/dev/vda
default=0
timeout=5
#splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
serial --unit=0 --speed=115200 --word=8 --parity=no --stop=1
terminal --timeout=10 serial console
hiddenmenu
title CentOS (2.6.32-642.3.1.el6.x86_64)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.32-642.3.1.el6.x86_64 ro root=UUID=12d557fa-b0a0-4011-bcb0-fa93c7b06543 rd_NO_LUKS rd_NO_MD SYSFONT=latarcyrheb-sun16  KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=C rd_NO_LVM rd_NO_DM nomodeset clocksource=kvm-clock console=tty0 console=ttyS0,115200n8r crashkernel=auto
title CentOS (2.6.32-642.1.1.el6.x86_64)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.32-642.1.1.el6.x86_64 ro root=UUID=12d557fa-b0a0-4011-bcb0-fa93c7b06543 rd_NO_LUKS rd_NO_MD SYSFONT=latarcyrheb-sun16  KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=C rd_NO_LVM rd_NO_DM nomodeset clocksource=kvm-clock console=tty0 console=ttyS0,115200n8r crashkernel=auto
        initrd /initramfs-2.6.32-642.1.1.el6.x86_64.img
title CentOS (2.6.32-642.el6.x86_64)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.32-642.el6.x86_64 ro root=UUID=12d557fa-b0a0-4011-bcb0-fa93c7b06543 rd_NO_LUKS rd_NO_MD SYSFONT=latarcyrheb-sun16  KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=C rd_NO_LVM rd_NO_DM nomodeset clocksource=kvm-clock console=tty0 console=ttyS0,115200n8r crashkernel=auto
        initrd /initramfs-2.6.32-642.el6.x86_64.img
title CentOS (2.6.32-573.26.1.el6.x86_64)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.32-573.26.1.el6.x86_64 ro root=UUID=12d557fa-b0a0-4011-bcb0-fa93c7b06543 rd_NO_LUKS rd_NO_MD SYSFONT=latarcyrheb-sun16  KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=C rd_NO_LVM rd_NO_DM nomodeset clocksource=kvm-clock console=tty0 console=ttyS0,115200n8r crashkernel=auto
        initrd /initramfs-2.6.32-573.26.1.el6.x86_64.img
title CentOS (2.6.32-573.22.1.el6.x86_64)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.32-573.22.1.el6.x86_64 ro root=UUID=12d557fa-b0a0-4011-bcb0-fa93c7b06543 rd_NO_LUKS rd_NO_MD SYSFONT=latarcyrheb-sun16  KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=C rd_NO_LVM rd_NO_DM nomodeset clocksource=kvm-clock console=tty0 console=ttyS0,115200n8r crashkernel=auto
        initrd /initramfs-2.6.32-573.22.1.el6.x86_64.img


確かに、先頭の部分にinitrdの記載がありません。

修復を試みる

initrdを書けば直る可能性を意識しつつ、何かしらの不整合も疑うこととし、再インストールと判断。
yum自体の動作不良も疑うため、キャッシュはクリアしたのちに再インストール
yum clean all
yum reinstall kernel
/etc/grub.confの内容を確認 (抜粋)
terminal --timeout=10 serial console
hiddenmenu
title CentOS (2.6.32-642.el6.x86_64)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.32-642.el6.x86_64 ro root=UUID=12d557fa-b0a0-4011-bcb0-fa93c7b06543 rd_NO_LUKS rd_NO_MD SYSFONT=latarcyrheb-sun16  KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=C rd_NO_LVM rd_NO_DM nomodeset clocksource=kvm-clock console=tty0 console=ttyS0,115200n8r crashkernel=auto
        initrd /initramfs-2.6.32-642.el6.x86_64.img
title CentOS (2.6.32-642.3.1.el6.x86_64)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.32-642.3.1.el6.x86_64 ro root=UUID=12d557fa-b0a0-4011-bcb0-fa93c7b06543 rd_NO_LUKS rd_NO_MD SYSFONT=latarcyrheb-sun16  KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=C rd_NO_LVM rd_NO_DM nomodeset clocksource=kvm-clock console=tty0 console=ttyS0,115200n8r crashkernel=auto
        initrd /initramfs-2.6.32-642.3.1.el6.x86_64.img
すべての行にinitrdが書かれたので、復旧されたと判断、再起動

起動したので、終了となりました。

2016年7月6日水曜日

MySQLでコメントの文字コードを間違ってしまった場合の探し方

日々データベースを操作していると、ついうっかり、テーブル定義のDDLをShift-JISで作ってしまう場合があります。

そんなとき、すぐわかれば作り直しでよいのですが、気づかず運用してしまった場合に
MySQLのWarningsを確認することで対処する方法をメモします。

【要約】

・文字コード違いのデータが格納されている場合、MySQLのCUIで教えてくれる。

【カラムコメントの確認と直しかた】

 $] mysql -uroot ~ ログイン
> select column_comment from information_schema.columns where table_schema = database();
> show warnings;

 警告があると、教えてくれます。

変更方法(通常のALTER TABLE MODIDY です)
> ALTER TABLE TABLENAME MODIFY COLUMNNAME char(2) DEFAULT NULL COMMENT 'コメントを記載';

【テーブルコメントの確認と直しかた】


> select * from information_schema.tables where table_schema = database();
> show warnings;
> alter table TABLENAME COMMENT 'テーブル名';

2016年6月1日水曜日

MySQLにてtoo many connections のエラーが出たときの対処

稼働中アプリを動かしていたところ、システムエラーが発生しました。
エラーログを見てみると [ too many connections ] と。
MySQLのエラーということはわかったので、mysqlサーバーへコンソールログインして確認、処置を行います。

現在の接続状況を確認

> show processlist;
+------+-------+-----------------+-----------+---------+------+------+------+
| Id   | User  | Host            | db        | Command | Time | State| Info |
+------+-------+-----------------+-----------+---------+------+------+------+
| 1944 | user  | hostname : port | dbName    | Sleep   |    6 |      | NULL |
+------+-------+-----------------+-----------+---------+------+------+------|
140 rows in set (0.00 sec)

ここでいうところのrows が接続数

設定の確認

> show variables like "%max_connections%";
+-----------------+-------+
| Variable_name   | Value |
+-----------------+-------+
| max_connections | 151   |
+-----------------+-------+

現在は151

> show variables like "%wait_timeout%";
+--------------------------+-------+
| Variable_name            | Value |
+--------------------------+-------+
| innodb_lock_wait_timeout | 50    |
| table_lock_wait_timeout  | 50    |
| wait_timeout             | 28800 |
+--------------------------+-------+

8時間って・・・長いし。(デフォルトでした)

一時しのぎとしてオンラインで設定変更

> set global max_connections = 300;
からの確認

> show variables like "%max_connections%";
+-----------------+-------+
| Variable_name   | Value |
+-----------------+-------+
| max_connections | 300   |
+-----------------+-------+

変わりました。

永続設定

/etc/my.cnfへ記載します。
[mysqld]
wait_timeout=3600
max_connections=200

2016年5月26日木曜日

稼働中SVN環境にリポジトリを追加する

svnadmin create RepositoryName
chown apache RepositoryName

※apacheの部分は実環境のユーザーで。

Googleマップの「スター」についている名前の変更方法

Googleマップをよく活用しています。

手持ちのスマホがAndroidであることもその要因の一つですが、それ以外にも
・タイムラインが使える(勝手に情報収集しているということはさておき)
 https://www.google.com/maps/timeline
・ナビの予測時間が精度高い。
・マイマップで地点を登録/記憶できる(マイプレイス機能)

などなど、日々使っています。


そのうえで、「スター」の編集をしたいと思い調べていたところ、
「Googleブックマーク」からできることが分かったのでメモ。

https://www.google.co.jp/bookmarks/

サイト名を変更すると、「スター」の名前が変わります。

確認するときにはGoogle Mapにアクセスして、左上のメニューアイコンをクリック

「マイプレイス」⇒「保存済み」とたどります。

私の環境ではスマホは即反映されたのですが、パソコンでは変わるまで時間がかかりました。
(たぶんキャッシュの関係かと思いますが原因究明はしませんでした)


「スター」は、気軽に使える機能なので、こういった細かいことができるのはうれしい限りです。


いろいろ登録していくと個人情報のかたまりみたいになっていってしまうのは気がかりですが
そこは二段階認証などでクリアするとして、便利な機能はどんどん使っていこうと思います。