2016年9月14日水曜日

Windows10でVPNに接続できなくなったときの備忘録

自宅には光回線でインターネット環境を構築していて、たまに、自宅内のNAS等へアクセスするためにVPN接続を利用しています。

今回、新しいPCをWindows10でセットアップしてVPN接続しようとしたところ
「リモートコンピューターにより接続が拒否されました」と出たのでトラブルシューティングのうえ、対処を終えたので備忘録。

結論としては、「認証の際にCHAPが必要」との事でした。

はじめに

自宅環境

プロバイダ:OCN
光回線 :フレッツ光
ルーター:NTT PR-400KI (この機器はVPNサーバー機能を持っていて、IPアドレスが変わるとメールで知らせてくれるという便利なものです)
VPNサーバ設定:事前共有鍵有のL2TP/IPSEC

接続環境:

1) Xperia Z3Compact Android 6.0.1  ※これは以前設定したのでつながる。
2) Windows10 ※これが今回新規設定なのでつながらない。

起きた現象

ユーザーおよびパスワード認証の際に「リモートコンピューターにより接続が拒否されました」と出て、エラーで終了する

疑い1:事前共有鍵が違う?

事前共有鍵を変更して再度接続を試すと、ユーザー認証するまでに時間がかかるようになりました。
エラーは確認していませんが、事前共有鍵の違いではじかれていたと思います。

疑い2:ログインIDとパスワードが異なる?

念のため、いつも使っているIDとパスワードのほかに、一つ新しく追加して設定。
それでも変わらず。

原因をネットで調べる

自分では手に負えなくなったのでgoogleさんへ問い合わせ。
「認証」でPAP,CHAPにはチェックを入れてます。という文言を発見。これか!


↓これです↓


設定をいじる

Windows10の場合
コントロールパネル → ネットワークとインターネット → ネットワーク接続でネットワークのリストを確認できますが、その画面で 対象のVPNを右クリック → プロパティ を開くとこの画面が出てきます。

※「設定」というWindows10特有の画面から設定を変えようとしても出てきません。

そのうえで、「セキュリティタブ」を開き、「データの暗号化」で「次のプロトコルを許可する」を選択、標準ではPAP , CHAPともにチェックはついていませんので、CHAPにチェックを入れます。

その後、接続を試し、接続完了、自宅内ネットワークへも接続ができたので本日のミッションは終了です。

まとめ

PR-400KIへのVPN接続にはCHAP認証が必要です。

1 件のコメント:

mnx さんのコメント...

DDNSを使うとホスト名を固定できますよ