2014年3月26日水曜日

VSS (Visual Source Safe) を利用するときのTips

VSSはVisualStudioと連携して利用できるソース管理ツールであり、
.netが世に出る前から開発をされている方などにはなじみの深いツールの1つかと思います。

現在はTeamFoundationServerへの置換なども推奨されており段々と新規での利用シーンは減ってきそうですが
とはいえ、過去に開発したシステムなどはVSS管理のものも多いと思います。


そこで、VSSを使う上で、良く聞くTipsを纏めておきます。

○サーバーからデータを取得すると、更新日時が取得日時となるので何とかしたい

設定で変更できます。
 ⇒[ツール] → [オプション] → [ローカルファイル タブ] → [ローカルファイルの日付と時刻] を、「変更時刻」にする
 ※プロジェクトごと必要です

○PDFファイルなど、バイナリファイルを格納するとデータが破損する

設定で変更できます
 ⇒[ツール] → [オプション] → [ファイルの種類 タブ] → [バイナリファイル] に、[*.pdf] などを追加

○VisualStudioを起動した際に、ユーザー名とパスワードを省略したい

⇒OSのログインユーザー、パスワードをVSSと合わせると、自動的にOSのログインユーザーでログインできます。

○VSSとVisualStudioのソース管理連携を外したい

⇒VisualStudioを開き、[ファイル] → [ソース管理] → [ソース管理の変更] から、「切断」
  その後、VSS用の管理ファイル類ファイルを削除
  ※コマンドラインで[del /s *.*scc /a:r]などで一括削除が楽です

○文字化けが発生する

 Visual Source Safeのバージョンかもしれません。
 VisualStudio6.0に付属しているVSSは6.0dですが、このバージョンはUTF-8に対応してません。
 最新は、VisualStudio2005に付属のVSSです。


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