2014年4月1日火曜日

20代で差がつくと言われている件で自分なりに考えてみた5つの理由

4月です。今年も新社会人が元気に会社勤めを始めています。



社会に出るとよく耳にするキーワードの一つに「20代のうちに」というのがあります。

「若いうちにこそ頑張る」とか
「20代で頑張っておかないと後で大変になる」とか
「社会人3年までにこれこれはやっておきなさい」

言い方言い回しこそたくさんあるものの、20代向けをターゲットとした教えは多いです。

そこで、自分なりに、なぜかを考えてみました。

1.年を取ると経験が邪魔をする

言い換えると、「頭が固くなる」ってやつですね。

 人間は経験で生きる生き物だと思います。
 危機管理や効率化、趣味など、いろんな事を経験をすることにより
 様々な面で幅が広い人間性が出来上がってきます。

 一方、経験が増えるという事は、取捨選択の幅にもつながります。
 楽な仕事というのは基本ないはずですが、楽な仕事が選択肢、経験として
 ある場合には、当然、楽なほうに行きたい気持ちも出てきます。

 そうやって、楽なほうの仕事に流れていくと、ある日突然難しい仕事が
 きたときに、対応力に差が出てきてしたりします。

 若いうちに楽な仕事を覚えない=楽が選択肢に入らない=日々努力し成長
 という、ある種気が遠くなるスパイラルかもしれませんが、
 30代に入った時の差は大きなものになっているのではと思います。

2.新しいことに挑戦することが習慣化できる

学生生活は、毎日が新しいことだらけです。
 放っておいても、新しい授業はあるし、毎年クラス替えや、学校が変わったり、
 イベントがあったりと、自分が何もしなくても変化があります。

 社会人になっても、数年くらいは新しいことだらけで今まで通りですが、
 ある一定期間を超えると、仕事環境にも慣れてきます。
 そこで、新しいことをしなくなっていくと、結果、新しいことを考える必要がなくなり、
 成長がストップしてしまいます。

 実際、ストップするわけではないはずですが、成長曲線が鈍るのは明らかです。
 若いうちから「仕事=新しいことにチャレンジ」を意識づけし習慣化しておくことで
 30代あたりの仕事の仕方が大きく変わってくるのではないかと思います。

3.チャレンジできる

30代を過ぎると、チャレンジできる環境はだんだんと減っていきます。
 若いからと許されていたものも、そうも言ってられなくなってきます。
 言えなくなってから気づくのでは遅いので、早めにやっておきましょう。という事ですね。

 転職機会も、30代に入るとガクンと落ちます。
 それだけを見ても「チャレンジが許される」年頃なのでしょうね。

4.「仕事=学び」の習慣を作れる

「学校=学ぶ」というのは誰もが知っているところ。
 では、「会社=学ぶ」はどうか。大半は「そりゃ違うよ」と言いそうです。
 会社は、勉強をするために対価を払うのではなく、利益に対して対価を出すものです。


 では、「仕事=学ぶ」はどうか。


 個人的には合っていると思ってます。

 なぜか。幾つか観点があると思いますが、
 仕事とは、だれかの役に立って対価をもらう事であり、
 仕事をする以上、自分の仕事の意味、置かれている環境、
 周りの環境、社会情勢など、知らないといけません。

 知るためには勉強。つまり、「人生常勉強」みたいな言葉こそ、
 仕事にも当てはまり、その重要性に早く気付いて習慣化することが、
 将来にわたって仕事を続けていける事につながります。

 年を取ってから「勉強」ってなると、学生時代の勉強を
 思い出してしまい、いや~な気になってしまうのは想像に難くないです。

 勉強をするのではなく、仕事の為に勉強。
 気の持ちよう一つですが、習慣化するかどうかでものすごい差が出ます。

5.若いっていいよね!

何でも楽しいですね。
 楽しいうちに、仕事の苦労も知っておくのが重要かと思います。

 自分のモチベーション = 楽しいこと - つらいこと

 楽しいことが多い時期にこそ、つらいこともたくさん知っておくことが
 後々の資産になるのではないかな。と思います。



個人的に5つほど挙げましたが、やって損はないことばかりと思ってます。

若いうちに楽な仕事に配属されてしまって数年たち、成長曲線が見えない
中堅どころも見て、「20代のうちに関わってあげられればな~」と思ったりもします。

少なくとも、3年以内の若手には、十分に気づかせてあげたい

そう思うこの頃です。

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