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2014年10月7日火曜日

同時接続・同時操作が簡単なターミナルソフト「rlogin」

以前の記事でTeraTermのブロードキャスト(同時操作)について書いてますが、
私の環境での同時接続数が50を超え、画面いっぱいに表示しても
表示しきれなくなってきたので、別のソフトを探していたところ、
複数同時接続が前提のターミナルソフトがありました。

その名は「rlogin」です。

http://nanno.dip.jp/softlib/man/rlogin/

TeraTermからの乗換を考慮しつつ使ってみたところのまとめです。


【主だった特徴】

・タブ形式の切替で、複数の接続先を1画面で確認できます。


 Tab系の画面でよくある「ALT + TAB」キーにより、タブを切り替えられますので
 ブロードキャストの結果を順次確認するときなど相当便利です。



・接続先も、タブ(グループ化)管理により、別々でOK


 TeraTermでは、入力 Or プルダウンからの選択だったので、
 一覧で表示、選択できるは大きなメリットです。


・ブロードキャスト(同報:同時操作)もOK
 これは当然できるものとして選定しているので、問題なくOK。
 TeraTermとの違いをあげるとするならば、
 TeraTermではブロードキャスト先を選択し、ブロードキャスト用画面で
 入力した結果を各画面へ一斉配信しますが、rloginでは
 親となるウインドウ(接続先)を指定すると、現在接続されている
 すべてのウインドウへ同報されます。
 コンソールを操作しつつ、結果、別の接続先にも反映されている感じになるので
 直観性は上がっているような気がします。
 ブロードキャストしつつ、コマンドを入力後、ALT+TABで実行結果を確認。なんてのが
 最近の操作ルーチンになってます。


・設定系は一通りありそう
 パッと見、主だった設定はありそうです。今のところ、
 設定項目がなくて苦労したケースはありません。
 設定はテキストファイルとしてまとめてエクスポートできるので、
 設定名さえ把握できれば、テキスト上で一括置換も容易です。
 ※端末Aで保存した設定を端末Bで読み込ませると、パスワードの
 再入力を求められたので、機密性的にもしっかりしています。
  ⇒その場合、端末Bでパスワード保存して暗号化されたテキスト文字を置換で、万事解決


TeraTermはシンプルで使いやすいので手放すつもりもないのですが
同報が必要な操作はrloginを使っていこうと思ってます。


2014年3月13日木曜日

TeraTermでの複数ホスト接続をバッチ一発で実行

Linux機の運用を行っていると、複数端末に対してまとめて作業を
実施したいケースが出てきます。

仕組みを予め作り込んでおくことにより、使う時にはバッチ一発起動で
複数のホスト接続ができるようになります。

今回は接続までですが、改良する事によりそれ以降の処理も可能です。

構成イメージ

 


概略

  1. URLリストを作る
  2. バッチでURLリストを読み込み、TTPMacroを繰り返しで呼び出し
  3. TTPMacroで、URLを受け取り、ユーザとパスワード等を使って組み立てて、接続

実行するバッチの記載例

#TTPMacro.exeが存在するパスを指定
SET MACROEXEPATH=c:\Program Files (x86)\teraterm

#TTPMacro.exeを指定(固定
SET MACROEXE=ttpmacro.exe

#マクロが存在するパスを指定します。(フルパス必須)
SET MACROPATH=%~dp0\loginall.ttl

#ディレクトリを移動
cd /d %MACROEXEPATH% 

#urllist.txtを読み込んで、引数としてTTPMacro.exeを起動
for /F %%i in ( %~dp0\urllist.txt ) do start %MACROEXE% %MACROPATH% %%i

#元の位置に戻る
cd %dp~0

pause

実行するマクロの記載例

;パラメータ受け取り
HOSTADDR = param2
;ユーザー名とパスワードの定義(パラメータで受け取っても良いかも)
USERNAME = 'remoteuser'
PASSWORD = 'remotepassword'
;接続文字列の組み立て
COMMAND = HOSTADDR
strconcat COMMAND ':22 /ssh /2 /auth=password /user='
strconcat COMMAND USERNAME
strconcat COMMAND ' /passwd='
strconcat COMMAND PASSWORD
;接続
connect COMMAND
;応答を待機
wait 'remoteuser@'
;マクロ終了
end

2013年11月1日金曜日

TeraTermで複数ウインドウに一括でコマンドを実行

自分用のTipsです。管理しているサーバーの台数が増えてくると
同じ手順を複数台のサーバーへ適用する事も出てくるので、そういった時に重宝しそうです。
  • TeraTermでホストへログイン
  • メニューバーから「コントロール」→「ブロードキャストコマンド」

  • 接続しているホストの一覧から、送信したいホストを選択
  • 入力欄で入力を開始すると、選択したホストに対してリアルタイムでテキストが送信される
複数端末への同時ログインと組み合わせて使用しています。